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目的のものが買えなかった話 [小学校]

小学校3年生の新しい学年が始まった日のことです。

1年生・2年生は担任の先生が女性だったのですが、
3年生の先生は男性でした。
新鮮な気持ちとか、緊張した気持ちを感じていたことを思い出します。

その日、担任の先生から、「これから授業で使うノートは、
2年生までに使っていたノートとは違うものを使います、
5ミリ方眼のノートを使いますので、
明日までに買っておいて下さい」という話がありました。

その日の学校が終わり、
私は近所の同級生のK君と「5ミリ方眼」のノートを買いにいきました。

家から歩いて500メートルくらいのところに八百屋があって、
そこにノートが売っているのを知っていましたので、
そこに行きました。

八百屋につき、ノートのあるあたりの棚に行きました。
私はそれらしきノートをを手に取ったのですが、
それは「4ミリ方眼」のノートでした。
私は「5ミリ方眼」ではないからだめだと思い、
そのノートを棚に戻そうとしました。
すると背後から「それ、買ってもらわないと困るよ」という声がしました。
振り返ると、その店のおばさんがレジから声を上げていたのでした。

その時、私は手が汚れていて、ノートの触ったところが
手あかで汚れていたのでした。

私は4ミリ方眼のノートを持ってレジに向かいました。
いっしょにいたK君は「4ミリ方眼」のノートのとなりに積んであった「5ミリ方眼」のノートを
手にレジに向かいました。

次の日から授業が始まったのですが、
私は「4ミリ方眼」のノートに字を書きながら、
「5ミリ方眼」ならもっと大きい字で書けたのになぁと思っていました。

ちなみに、ノートについた手あかは消しゴムでこすったら消えました。





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