想定外のできごと [そろばん塾]
私は小学3年から中学1年までそろばん塾に通っていました。
そろばんをやりたかったわけではないのですが、
近所の同級生がみんな通っていて、
同級生たちの「面白いよ」という口車に乗せられて入ってしまいました。
はじめは私はあまりやる気がありませんでした。
そろばん塾の先生がテキストを最低1回1ページやればいいと言っていたので、
私は毎回1ページしかやりませんでした。
15分くらいで終わってしまいます。
他の人たちは1回1時間くらいやっていて、
私に対して、「月謝払っているんだから、もっとやった方が得じゃない」と
言っていたのですが、私は相変わらず1回15分を続けていました。
いつしか、私も1回1時間やるようになっていました。
私は同じそろばん塾の同級生の中で、一番最後に塾に入ったのですが、
順調に級が上がっていきました。
同級生は4級までに一度は試験にすべっていたので、
私が4級の試験を受ける時は、
今度はすべるだろうと言われていました。
ところが一発で合格してしまいました。
でも努力はしていました。
試験の何週間か前から毎日家で練習したりしていましたから。
私の中でこのまま一発合格を続けてやろうという気持ちが強くなっていました。
そして、月日が経ち、3級の試験を受けることになりました。
4級までの試験は、通っていたそろばん塾で受けていたのですが、
3級の試験は商工会議所で受けることになっていました。
商工会議所までは自転車で20分くらいかかります。
時期は真冬でした。
私の住んでいるところは真冬の寒い日だと日中でも0度近くまで下がることがあります。
いよいよ試験当日になりました。
前日からいとこが遊びに来ていたこともあり、
家を出る時刻がぎりぎりになってしまいました。
自転車で向かったのですが、
すごい寒さでした。
商工会議所に着いたのは試験開始の数分前でした。
そして、試験が始まったのですが、
自転車で寒い中を走ってきたために指がかじかんでしまっており、
まともにそろばんを弾けませんでした。
試験は惨敗でした。
点数もかなり悪かったと思います。
指がかじかんで試験に落ちるのは想定外でした。
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そろばんをやりたかったわけではないのですが、
近所の同級生がみんな通っていて、
同級生たちの「面白いよ」という口車に乗せられて入ってしまいました。
はじめは私はあまりやる気がありませんでした。
そろばん塾の先生がテキストを最低1回1ページやればいいと言っていたので、
私は毎回1ページしかやりませんでした。
15分くらいで終わってしまいます。
他の人たちは1回1時間くらいやっていて、
私に対して、「月謝払っているんだから、もっとやった方が得じゃない」と
言っていたのですが、私は相変わらず1回15分を続けていました。
いつしか、私も1回1時間やるようになっていました。
私は同じそろばん塾の同級生の中で、一番最後に塾に入ったのですが、
順調に級が上がっていきました。
同級生は4級までに一度は試験にすべっていたので、
私が4級の試験を受ける時は、
今度はすべるだろうと言われていました。
ところが一発で合格してしまいました。
でも努力はしていました。
試験の何週間か前から毎日家で練習したりしていましたから。
私の中でこのまま一発合格を続けてやろうという気持ちが強くなっていました。
そして、月日が経ち、3級の試験を受けることになりました。
4級までの試験は、通っていたそろばん塾で受けていたのですが、
3級の試験は商工会議所で受けることになっていました。
商工会議所までは自転車で20分くらいかかります。
時期は真冬でした。
私の住んでいるところは真冬の寒い日だと日中でも0度近くまで下がることがあります。
いよいよ試験当日になりました。
前日からいとこが遊びに来ていたこともあり、
家を出る時刻がぎりぎりになってしまいました。
自転車で向かったのですが、
すごい寒さでした。
商工会議所に着いたのは試験開始の数分前でした。
そして、試験が始まったのですが、
自転車で寒い中を走ってきたために指がかじかんでしまっており、
まともにそろばんを弾けませんでした。
試験は惨敗でした。
点数もかなり悪かったと思います。
指がかじかんで試験に落ちるのは想定外でした。
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